沖縄地方
壷屋焼
TSUBOYA YAKI
壺屋焼は沖縄県那覇市周辺で生産されている伝統的な日本の陶器です。その歴史は江戸時代初期に遡り、薩摩の島津藩が琉球を占領した後、当時の琉球王朝が沖縄各地に分散していた3つの窯場を統合し、その土地を『壺屋』と呼んだことからはじまりました。
壺屋焼は釉薬をかけ1230度前後の高温で焼かれた上焼(じょうやち)と、釉薬をかけないで1120度前後で焼かれた荒焼(あらやち)に区別されます。またその紋様は、菊紋や、金城次郎氏が好んで描かれていた魚紋などが有名です。