WOOD

日本は森林が豊富なこともあり、縄文時代から木の器が使われていたとされていました。木の特徴として、軽くて丈夫なことがありますが、一方で水気や乾燥に弱いという特徴もあります。

そこで、日本では木を長持ちさせるために行った「漆塗りの器(漆器)」や、また木の風合いを生かしつつ独自の紋様を出すために木を寄せて作った「寄席木細工」や、木の表面に彫り物を施した「鎌倉彫」といった特徴的な木の器があります。